ジンジャークッキー

おもにべんとー、お菓子づくりなど

おやすみ

なまえをよばれたきがした。

だれのこえなのかは、わからなかった。

 

月夜

雲を照らす光

いったい、何度越えただろう

わすれることなく

忘れることなく刻まれたあの日の君の、影のなか

まごうことなく

まごうことない状態で

そう僕は負けた

敗北

子どものように泣いて

苦しみ

苦いだけで

血みたいだ

鮮やかな苦さ

 

誰かに呼ばれた気がした

いま

あのとき

まさに

 

しらなかったミライ

僕の知らない

未来、

朝。

 

もーーー、勝つんじゃないんだよ

敗北者はもう勝てないんだよ

そんなん違う

もういいよ

いーーーよ。

ぜんぶ、あげるよ。いらない。

僕は・・・僕は

 

誰かに呼ばれた気がした

知らない名で新しい名で

 

声が・・・。

・・・だから。